三原台小、59人減り515人 最多は美木多小の726人
堺市と和泉市が公表した今年5月1日現在の児童・生徒数によると、両市とも小中学校で2・3%〜4・4%減少した。
堺市南区
泉北地区の小学生は5784人で、昨年より256人(4・2%)減った。最も児童数が多いのは美木多小の726人。最も少ないのは竹城台東小の135人。
児童数が減ったのは三原台小で59人、福泉中央小の47人、美木多小、御池台小もそれぞれ32人と30人。
増加したのは宮山台小で14人、庭代台小で7人、若松台小で5人など。
支援学級は5年 前より21学級増
5年前の2019年と比べると南区の小学生は7137人から1189人(16・7%)減ったが、特別支援学級数は逆に66から21学級増えている。この要因について堺市教委・支援教育課は保護者のニーズや通級指導教室(通常学級に通いながら少人数またはマンツーマンでコミュニケーショントレーニングなどを受けるクラス)の未設置校があることを挙げた。今年度、南区の小学校19校のうち9校で未設置だが、市教委では今後設置を進める方針で、全校設置となれば特別支援学級数は減るとの見通し。
美木多中以外は減少 中学校生徒数
泉北地区の中学生は3259人で、昨年より127人(3・8%)減少した。
最も生徒数が多いのは三原台中の534人、最も少ないのが原山台中の180人。三原台中が43人と最も減り幅が大きく、宮山台中が24人、晴美台中と赤坂台中がそれぞれ18人の減少となった。増えたのは美木多中のみだった。
和泉市
中学校生徒数、500人以上の規模を保つ
和泉市のニュータウン周辺の小学校でもそろって児童数が減り、最も児童数が多かった青葉はつが野小も95人減って千人台を割り込み927人。いぶき野小で59人、光明台北小は46人、光明台南小は32人と二桁の減少となった。
和泉市のニュータウン周辺の中学校では北池田中のみ7人増加した。一方、799人と最も生徒数が多かった南池田中では37人、光明台中では29人減少したが、今のところ軒並み500人以上の規模を保っている。
はつが野学園は小・中ともに増加
小中一貫校の南松尾はつが野学園は1〜6学年で64人(11・1%)増の647人、7〜9学年で38人(30・6%)増の162人。