南第三小は5年前より66人も
富田林市と大阪狭山市の2024年5月1日現在の児童・生徒数は昨年に比べ、金剛・金剛東地区の小学校と狭山ニュータウンの小・中学校で減少した。ただし、大阪狭山市全体でみると、小学校児童数は増加した。
金剛東地区の小学校で最も児童数が減ったのは寺池台小で36人減。少なくとも直近7〜8年は500人台で推移していたが、今年はじめて500人を割り込んだ。
伏山台小は18年に300人を割り込んでから昨年度まで200人台を保っていたが、今年は100人台まで減った。ここ5年で96人の減少。
高辺台小は19人増
児童数が増えたのは高辺台小、久野喜台小、向陽台小。高辺台小は19人増えて186人に。向陽台小は5年前と比較して93人増加した。富田林市全体では5年前の19年と比較して363人の減少となった。
狭山ニュータウン内の3小学校では全校で減少した。3校のうち直近5年で最も減少したのは南第三小で19年と比較して66人の減少となった。
ニュータウン地域以外の小学校では昨年より69人増加したため、大阪狭山市全体の児童数は47人増加している。
金剛・金剛東 4中学校で78人増える
金剛・金剛東地区の4中学校では昨年に比べ生徒数は増加し、4校全体で78人増加した。富田林市全体でみると10人の減少となった。
5年刻みでみると、19〜24年の間に192人減少したのに対し、18〜23年の5年では280人の減少で、減少幅は小さくなっている。
狭山南中は27人減
大阪狭山市はニュータウンでの生徒数が昨年より27人減少し、その他の地域でも微減、全体として29人の減少となった。市内3中学校の生徒数は直近7〜8年は1500人台で推移していたが、今年は1500人を割り込んだ。