槇塚台の住民の方から府営住宅敷地内の桜がクビアカツヤカミキリに食害されているが、対策がとられていない様子、という連絡を5月に受け、大阪府営住宅泉北管理センター(指定管理者=東急コミュニティー)に対応状況を聞いた。
担当者は「敷地内のすべての桜を点検するのは厳しいが、自治会などから連絡があれば対応している」と返答。
一方、大阪府住宅経営室経営管理課は「極力点検し、フラスを認めた場合は薬剤の樹幹注入や防除ネットを巻くよう指導している」と話した。
対策に必要な経費は指定管理料とは別途清算するシステムになっており、指定管理者が見積書を府に提出し、府が承認すれば食害対策がとれる。2023年度に泉北ニュータウンの府営住宅全体でクビアカ対策に支出したのは15万6310円だった。府は東急コミュニティーとその下請け会社が実施したとしている。