しかも樹木バッサリ
今年は例年にない猛暑。各地で熱中症で倒れる人が増えそうだ。泉北でも、三原台と原山台の緑道は要注意。
原山台の緑道はプールが出来たため、栂駅からのスロープ階段や緑道の幅を倍ほどに、堺市公園緑地部が広げた。駅から親子連れがどっと来ると想定。今までは緑道沿いに桜がいっぱい植えてあった。これをバッサリと切ったので、プールまでの間まったくカゲがなく、カンカン照りだ。カフェやトイレも設けたのに、ほとんど人通りがない。従来の庭代台や原山台の住民が時たま買い物や通勤で通るだけ。プールに来る人の大半は車。反面、駐車場はにぎわっている。
一方、三原台の緑道も公園部の〝愚策〞でカンカン照り。近大病院が完成したら、三原台センターから泉ケ丘駅の間は、往来でどっと混雑すると公園部は心配したのだろう。自転車と歩行者とがぶつからないよう緑道幅を5〜6メートルに広げた。さらに「東大谷高校の通学生で混雑するから」と担当者は言う。
伐採した後に、サクラなどを植えたが、カゲが出来るまでは10年以上我慢しなければならない。せめて、緑道に屋根付きのベンチを増やしてはどうか。